肥満を経験して分かったこと

幼いころからずっと肥満だった私が、その経験から学んだことと言うか実感したことがいくつかあります。

まず一つ目は「太っていて良いことは一つもない」

ということです。

太っているということだけで周りからは避けられいじめられ、そして人よりも疲れるのが早いし遠出しようと両親に言われても一番に気にするのは歩いたりしなければいけない場所なのか、人の多いところなのかということでした。

歩く場所か気になるのはめんどくさいということではなく、自分でも最後まであるけるのかというのと、股ズレの心配でした。

かなりの肥満になると歩くだけで太ももの内側が擦れ、ひどい時は出血。

一歩も歩けなくなることだってありました。

そして、人が多いところではせっかく遊びに行ったとしても周りの人からバカにされたらどうしようと言う思いが強くて行くのが怖かったのです。

そしてなにより、他人にバカにされている姿を両親に見られたくありませんでした。

恥ずかしいし悲しい思いをさせたくなかったからです。

しかし、学んだことはマイナスなことばかりではありません。

実際に肥満でいじめや差別にあっていたからこそ他人の苦しみがわかるようになりました。

私のように体型や見た目の事でいじめにあっている人の気持ちを理解することができました。

全てを理解することはできませんが、私自身が他の人を馬鹿にしたりすることは一切ありませんでした。

自分がやられて嫌なことは他人にしてはいけないという言葉がある通り、自分が容姿を馬鹿にされて嫌な思いをした分、他の人の容姿をからかったりバカにするようなことは今まで一度もありません。

周りの人に外見を馬鹿にされてきた分、内面は誰よりも綺麗であろうと思えることが出来ました。

こうやって思えるのも私自身が肥満で苦しんできたからこそだと思っています。

9割悪いことしかありませんが、残り1割は自分にとってプラスになる経験だったと思っています。

病院に通うまでは「周りの人が悪い」

と他の人のせいにしてばかりでしたが、病院に行きだして前向きな気持ちを取り戻すことが出来ました。

他人を馬鹿にする人はいい人とは言えないけど、自分が太っているのはその人たちのせいではなく自分の責任とちゃんと自覚することができました。